社員向けコミュニケーションマナー研修
愛知県内の運送会社社員さんに向け、月に１回で３ヶ月、全３回に分けてマナー研修を行いました。女性４名、男性２名の計６名です。ドライバーではなく、事務と営業さんです。年齢も様々で、マナー研修を受けたことは無い、受けたことはあるが20年くらい前、前職で受けたことがある等、習熟度も様々です。ビジネスマナーは環境により変化します。誰かと連絡を取る方法ひとつとっても、20年前と今ではツールが違います。それに伴い常識も変わっていきます。ただ、方法は変わっても『なぜマナーが必要なのか』という本来の目的は20年前の今も同じです。形だけでなく、形が作られるその理由を知らなければ、マナーは形骸化された虚しいものになってしまいます。
マナー研修をご依頼された場合は、この本質を間違えないようにお伝えしています。形に囚われてしまうと、形を整えることに正義を見出し、形を間違えている人を責め始めてしまうのです。ですから、私のマナー研修は「ビジネスマナー」ではなく「コミュニケーションマナー」なのです。
この会社の皆さんは「学びたい」という気持ちがあり、それが研修を受けられる態度に表れていました。研修中も実にたくさんの質問や意見が飛び交いました。それは、日頃からもっと良くしたいと考えているからこそです。そして、ご提案させていただいたことをすぐに実行されて、不具合があれば変えていく、という素晴らしい循環ができていました。
