経営者団体でのご挨拶
今回は、40代前半の男性経営者のレッスンです。経営者団体の会合でご挨拶をすることになりました。40代とはいえ若手で見た目も溌剌としていて、笑顔が素敵で明るく元気いっぱいの方です。しかし、大勢の人前で話す機会はあまりなかったということで、レッスンを受けられました。
毎度のことですが、事前に話したいことを全て書き出した原稿をご用意いただきました。それを丸っと暗記するのではなく、キーワードだけで話せるような原稿に書き換えて、あとはトコトン反復練習です。このような団体で、ある程度のポジションになるとご挨拶の機会も増えていきますので、今回だけ乗り切れればいいという考え方ではレッスンしません。今後にも活かせるような方法をお教えしていきます。
話す内容も、どうしても「このくらい言っていかないと」という、つまらない、誰が話してもいいような、伝わらないものになりがちです。経営者団体は様々な目的がありますが、やはり自身の社業の発展の為に学びを得ることは重要な目的の一つでしょう。であれば、自分はこの会で、この機会に何を学んだのか、それをどう活かすのかということをお話されると伝わるものがあります。その辺りをご自分なりに考えて原稿に追加し、素晴らしいものになりました。
もともと笑顔が素敵な方なので、表情は豊かに表現できていましたが、目線の配り方、声の飛ばし方、ボディランゲージなどを繰り返し練習して、明るく清々しいご挨拶となりました。