《セミナー》大学のゼミにて講義

教育学部学生に話し方の講義

12月27日、岐阜聖徳学園大学の教育学部学生に『先生のための話し方』というテーマで講義をさせていただきました。当初はキャンパスへ伺う予定だったのですが、なんとこの地方には珍しくまあまあの積雪・・・。泣く泣くオンラインでの授業となってしまいました。雪のため大学まで行けない学生もいたので、教室とオンラインでのハイブリッド授業となりました。

学生が取り組んでいるのは、道徳の授業。何人かのグループで模擬授業を行い、それに対して学生と教授からフィードバックをします。2組の模擬授業を拝見した後で、私の講義を聴いていただきました。皆さん熱心に聴いてくださり、質疑応答で質問もいくつかいただきました。

学校の先生というのは、大学を卒業して教員試験に受かったらすぐにプロとして教壇に立ちます。しかし、大学では人前での話し方や表現力などは勉強せずにいきなり人前で授業として話さなければなりません。私の友人のお子さんの中にも、先生の話し方が原因で、ある科目が嫌いになったり成績が落ちたりしてしまった子もいました。もちろん教育学部だからといって、卒業してから全員が教壇にたつかどうかはわかりませんが、これから未来の児童・生徒たちのためにも、話し方や表現力を学んで現場で活かしていただければ嬉しいなあと思います。